8分でわかるビジネス書 ロッキーは 一度は 落ち込んでから 成功する
- 1 どんな本
- 2 ここが独特
- 3 目標は捨てろ
- 4 ストーリー思考とは
- 5 テーマを決めたら
- 6 イベントの起こし方 5W1Hを意識
1 どんな本? そうね シルベスター・スタローンの「ロッキー」観たことある? どのシリーズでも必ずロッキーは 何らかの原因で落ち込むんだけど 身近な人物から励まされて 立ち直り 復活し 勝利するよね 『ストーリー思考』は 単に目標を作って進んでいくのではなく 途中で何らかの問題が必ず起きるということを想定して 目標に向けてすすむから 問題が発生したときに 慌てることなく対処できフリーズすることなく 目標達成ができるんだ
2 ここが独特 なぜ あなたの目標は実現しないのか 著者は『自分を変えていく手段として 大多数の人たちが「目標」を掲げてしまっている」 これが 間違いの始まりとしている なぜなら目標を設定した後は その達成にむけてスケジュールを作成 TODOリストをつくる すると「やらされている感」が強くなり堂々巡りをしていることになり いつまでたっても目標は実現しないというのだ
『ストーリー思考で 奇跡が起きる』1%の成功者だけが知っている「人生の脚本」の作り方 小山 竜夫 著
成功したいと考えている人は 非常に勉強熱心で 本を読み セミナーに参加している しかし その行動のうちの9割には意味がないと えーっ Oh my God 「役にたつこと」を学んでいるだけだからである 役にたつとは 「いつか使えるかもしれない知識」のことであり 結果のでない人は 今は必要のない知識をためこんでいるだけなのだ 成功者や奇跡を起こす人は「役にたつこと」を学ぶのではなく「今必要なこと」だけに絞って学ぶ そして 「今必要なこと」を得るために重要な「人物」を探し出す ロッキー2で言えば かつての宿敵アポロが現れて「お前が負けたのはハングリー精神を失ったからだ」と言ってロッキーのトレーナーを買って出る このアポロを探し出すのだ
3 目標は捨てろ どういうことか 何気につかっている「目標」や「目的」という言葉をしっかりと定義する 「目標」は スケジュールやTODOリストのことで 単なる行動にすぎない 「目的」は ずばりテーマのことである 小説をよむと そこには 必ずテーマがある 例えば恋愛や平和などがテーマとなっている つまり 本気で自分を変えたいと願うのであれば 「行動」にフォーカスするのではなく 「テーマ」にこだわらなくてはならないのである ここで登場するのが『ストーリー思考』である
4 ストーリー思考とは ストーリーの力を活用して目標達成する考え方を呼ぶが ストーリー思考では 必ず問題が起きることが前提となっており 自分ひとりで努力を重ねるのではなく 必要な知識を持っている人の知恵を借りて 成功するのである 上位1%の成功者は このことを知っているのである 自分を変えるためには 自分がどうありたいのかという「テーマ(目的)」 そして そのテーマを実現させるために自分がどう行動していくのかを描く「ストーリー」が必要となる しかし 実はテーマを決めていない人が多い 例えていうなら 登山であれば 登りたい山を決めることで 人生の半分が決まるのだが 登りたい山を決めていない人が 実は99%なのである
自分が登りたい山 つまりテーマをきめる これで人生は変わる
いくらテーマを決めることが出来ない場合は テーマという概念を「〇〇からの脱却」というシンプルなフレーズに置き換えるといいとのこと 例えば 「お金のない自分からの脱却」
5 テーマを決めたら とにかくイベントを起こす ではイベントとは何かというと 次の3つにまとめることができる
テーマに近づく出来事 | テーマに関連するセミナー や テーマに関係する人 |
強制力がある出来事 | キャンセル料が発生 拘束時間が長い |
人が絡んでくる出来事 | アポをいれる 友達と参加する |
イベントを起こすことで 奇跡を起こすことができる このイベントの代表例が 主人公を助けてくれるキャラクターの登場であり アポロ です 例えば 次のような人に登場してもらいましょう ①私たちの問題を解決してくれる人物 ②私たちの現状を変えるために手助けをしてくれる人物 ③私たちに変化をもたらしてくれる人物 ④私たちが抱えている問題と同じものを過去に解決したことのある人物 こうした人物から的確なアドバイスをうけ それを実行していくことが ストーリーの中で奇跡を起こすことになる では どのようにしてこれらの人物に会うかというと 一つは 「私は 〇〇をしています」と周囲に 案内 を出し テーマやジャンルを伝えることで共感をしてもらえる人を探し 応援してもらえるようにするのです
6 イベントの起こし方 5W1Hを意識
誰と who | 強制的に変えるため「人」を絡める |
いつ when | なるべく早く予定を入れる |
どこで where | 上記の内容に合わせて より自分の変われそうな場所を選ぶ |
何をwhat | ワンツーマンの食事やセミナーへ参加 |
なぜ why | テーマ達成のため ex 「貯金ゼロからの脱却」 |
どのように how | 夢をかなえるためのノートを作ってみる |
さあ テーマをきめて ストーリーをつくりましょう