8分でわかる 絶望的な借金から抜け出す方法 

  • 1 どんな本
  • 2 ここがすごい
  • 3 「自分株式会社」をつくる
  • 4  絶望的な借金から「自分株式会社」作戦で抜け出す    
  • 5  「お金の習性」を知っている人のもとに お金はあつまる 
  • 6 お金に見放される人 

1 どんな本                  お金は 私たちが生きていく上で もっとも大切なものの1つであるが まわりの大人たちや学校の先生は 「いかにお金を手に入れ お金を上手に付き合うか」について 教えてくれなかった だからといって 人生を左右するお金について「しらなかった」ということですまされないことを実感して お金の本質に気づき お金に真剣に向き合えば お金に一生困らない最強のか戦略を記した本 小笹芳央さんは 企業を立ち上げて2007年には東証1部上場に至る ㈱リンクアンド モチベーション(証券コード 2170) 2020年度春号 会社四季報によると 2020年12月予想で売上高420億円余となっている

2 ここがすごい               2000年3月に会社設立し 2007年には東証1部への上場を果たしている 本書の内容を裏付けている

自分を「会社のように」経営する お金の話にきれいごとはいらない 小笹 芳央(おざさ よしひさ) 著

3 「自分株式会社」をつくる          東証1部企業までに成長させた実績がある  小笹芳央 さんであるが 月給30万円なのに 借金3000万円の最悪の状態にまでなった  小笹芳央 さんが 小笹という人間の決算書を作成することを通して お金の流れが把握できるようになり はっきりと未来がみえたという この方法は 『自分株式会社』をつくることだ 

4 絶望的な借金から「自分株式会社」作戦で抜け出す                      まず 「自分株式会社」はいったい 何屋 なのかをはっきりと打ち出し 社会からも認識されることが必要である なぜ 「自分株式会社」をつくるとよいのかというと それまで見えなかったものがみえてくるからである ①「自分株式会社」の沿革を書いてみることにより コアコンピタンス(圧倒的な強みとなる能力)を発見することができる ②「自分株式会社」のビジョンを書いてみる ③1か月のお金の流れを 決算書 のように考えてみる 

5 「お金の習性」を知っている人のもとに お金はあつまる                   ①お金は「自然に集まる場所」がある つまり お金に好かれる考え方を身に着ける        ②お金は 「信頼があるところ」に集まる    ③お金は 「未来があるところ」に集まる

④お金は 「4つのサイクルを回す人」に集まる a稼ぐ b遣う c貯める d殖やす だ

a稼ぐ これは信頼や期待を集める人になること b遣う 支持を表明すること 「モノ」より「コト」に遣うのである  c貯める 今お金を遣うことによって得られるものを ひとまず留保して 未来の可能性に目を向ける  d殖やす 覚悟をもって 自分 に賭けること               ⑤お金は「有言実行する人」に集まる 

6 お金に見放される人            ①「お金なんて」と斜(はす)に構える人    ②時間感覚が緩い人              ③自分中心の人                ④他者を心底から信頼しない人        ⑤「やり切る前」にあきらめる人 等が記してあるが ここが 本書の独特 ということで 特に気をつけるべき 「5つのバイアス」に陥っている人

損失回避バイアス人間は冒険より安全を選ぶ ゼロになってしまう損失を避けようとするバイアス
現状維持バイアス人間は変化を嫌う
近視眼的バイアス人間の感情は「今 もらえる」という近視眼的なところにフォーカスされてしまい合理性を封じ込めてしまう
参照的バイアス人間は 何かの価値を評価する場合 絶対的基準でそれを行わないので 価格の罠にかかってしまう
同調性バイアス人間は 複数で一緒にいるときは「みんながいるから」という安心感から 緊急行動が遅れる傾向にある

以上5つのバイアスが示してある これらに陥ってはいけないのだ 人とは群れずに リスクを恐れずにチャレンジしろ ということではないだろうか

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