8分で 貧乏から脱出できるビジネス書 貧乏は病気 だから治せる
- 1 どんな本
- 2 ここが独特
- 3 さあ 貧乏という病気を治そう
- 4 「すでに金持ちである」という認識の重要性
1 どんな本 著者である 天野雅博(あまの まさひろ)氏は1967年生まれ すごい生い立ちが書かれている そこで 『この私を育ててくれたのは 親ではなく この国の養護施設だ』そして 日本国に感謝を込めて 『私の父親は総理大臣だ』と言う さまざまなビジネスを行い どん底から這い上がり 36歳で大金持ちになったと言い放つ
2 ここが独特 『人はなぜ貧乏になるのだろうか 親のせい 世の中のせい それは違う 人間が病気になるのは 病気の原因となることをしているからだ 原因になることをしなければ 人間は病気にならない 貧乏もこれと同じことだ 原因になることをしなければ 貧乏にならない さらに言えば 貧乏の原因を取り除けば 貧乏という病気を治すことができる』と 貧乏を病気に例えているのが面白いしわかりやすい この貧乏の原因は 『他人と自分の境遇を比較するようになったころから 貧乏神という病気の本体が 私たちのなかに入り込んでくる そしてこの貧乏神は 水虫菌と同じで 追い出すのは容易ではない』
金持ちになるための劇的な思考法 貧乏は 完治する病気 天野 雅博 著
3 さあ 貧乏という病気を治そう 人生には ①大病を患う ②自己破産など経済的に大きな打撃を受ける ③大切な人とわかれる ④犯罪を犯して 刑務所に入る と4つの転機がある 天野さんは4つすべてを経験しているが 上記のいずれかを経験すると 人生観が変わり いい意味でも 悪い意味でも 大きな転機となる つまりターニングポイントとなるのだ 上記4つの経験をする必要はないが 自分でターニングポイントを作ることで 転機をつくりだし 貧乏病を治すのだ
人間は動物であるから 動くのが当たり前 行動を起こすことによって いいことも悪いことも起きる 金がないときも じっと家にこもっていては何もいいことはない
自分の付加価値をどのように高めるかを考える これには 「自分の好きなことを極める」ことこそを 心がけるべき
裕福も貧乏も突然にやってはこない 貧乏からの脱却には時間がかかる 「今ある自分は 過去のすべての結果である」という言葉は 著者がよく使うという ※ この言葉 2013年に公開された スタジオジブリ制作の「かぐや姫の物語」のテーマソング 「いのちの記憶」に 「いまのすべては 過去のすべて」とあったのを思い出した 話を戻す 貧乏人 原因はみんな 自分 にある 金が無いのは「今」ではないだろう ずっとなかったはずだ 「貧乏」も「金持ち」も 過去から続いてきた自分の行動の結果としての姿で突然になるものなんかじゃない そうである以上 10年かかって貧乏になった人が金持ちになるためには 行動規範を新手めても さらに10年かかると覚悟しなければならない だからこそ 金持ちになりたければ 今すぐ 修正を始めるべきなのだ ある本には いますぐに金持ちになれると書いてあるものがあるが 長年ついた習慣は 簡単には修正できないと戒めたうえで 即行動を始めなければいけないとしている 例えば糖尿病を患っている人間が 糖尿病を治すには一定の時間がかかるのだから
4 「すでに金持ちである」という認識の重要性 これも成功者の多くが語る共通項である では今 自分には金がなく 成功途上であっても 「すでに自分は金持ちである」という未来の自分の姿をイメージしなければならない そうすれば 今から金持ちにになってからの金持ちの言動がでてくる さらに大切なことは 「動機」が重要である 金は人の同意がないと動かない 金が動くか動かないかは 人の意志に従属している だから 金と得ようとするなら 自分自身の強い意志と動機が必要になる 動機とは何かというと 「どうして 金持ちになりたいか」と質問されたら即答できるレベルまでにならなければならない