8分でわかるビジネス書 習慣化すれば 人生は変わる

  • 1 私も 悩んでます
  • 2 なぜ続かないのか
  • 3 反発期は 暴風雨の中を歩くのと同じ
  • 4 さあ はじめましょう

1 私も 悩んでます 継続が大切であるとはわかっているのに 続けることができない 資格の勉強 片付け 貯金 ダイエット 誰だって続けたいが 続けることのできる人はほんの一握り とうのが現実 多くの人にとって「続ける」ことは困難な課題であり尽きない悩みの種なのである この本は あらゆることを「習慣化」する力 つまり「続ける習慣」を身につけるための本であると著者は言う そして「続ける」習慣を身につければ人生が変わる

30日で人生を変える「続ける」習慣 古川 武士 著

2 なぜ続かないのか

著者は 習慣化 の定義を 『自分が続けたいと思っていることを 意思や根性に頼らず 毎日のハミガキのように楽々続く状態に導くこと』としています もともと習慣は 脳が作り出している ただし脳は 良い習慣 悪い習慣を区別できず ただ一定期間繰り返された行動だけが 無意識のうちに繰り返すことができるようになる ということは 一定期間繰り返すことができれば 習慣とすることができるのです しかし ここで問題が 人間は自分を守るために 新しい変化に抵抗しようとします これをホメオスタシスといいます 余談ですが 筋トレにおいても いつも同じメニューを行っていると筋肉の増大スピードが遅くなるといいます これもホメオスタシスとして 同じメニューをこなしてくれると筋肉が安心するのです ですから ウェイトの重量や回数 トレーニングの場所を変えることが必要だといいます では「一定期間」とは どれくらいかということになりますが 続けたい習慣の種類によって異なるとしています 以下を参照してください

期間内  容
1か月勉強 日記 片付け
3か月ダイエット 禁煙 運動
6か月論理的思考力 ポジティブ思考

時々マイナス思考に陥りますが ポジティブ思考でいかなきゃ と考えますが ポジティブ思考になるためには 6か月が必要なんですね しかし 勉強はどうでしょう 1か月 です 1か月 続ければ習慣とすることができるのです 3週間としてる説もありますからさらに短いかも ただし 個人差があるでしょうし 毎日続ければ1か月かもしれないし 2日おきの勉強だともう少し時間がかかるかもしれませんね この本では 習慣化のロードマップとして 反発期 不安定期 倦怠期 と3つにわけています (詳細は57ページ参照)

期間症状挫折率
反発期1日~7日やめたくなる42%
不安定期8日~21日仕組を作る40%
倦怠期22日~30日変化をつける18%

資格をとっても食っていけるのかとして 勉強を始めることに思考停止する人も多いのが現実のようです 習慣化のロードマップにおいても 倦怠期のことを心配していては 思考停止になってしまします ですから 「反発期」について考えましょう 

前向駐車  positive parking

3 反発期は 暴風雨の中を歩くのと同じ

ホメオスタシスが働いて 自分自身が新しい習慣に抵抗し すぐにやる気が落ち3日坊主におわります ではどうやって乗り越えるか それは「とにかく続けること」です 対策①としては ベビーステップで始めること ベビーステップとは 「赤ちゃんの一歩」という意味です ですから 決して無理せず 小さく始めましょう 小さく としては 時間を短く設定し 10分参考書を読む ステップとしては 過去問 1ページだけ解く など その上で対策②として シンプルに記録することです 過去問を解いたら 目次を開いて 日付を書く程度なら簡単だと思います

上記の表で挫折率が記されていますが この挫折を防ぐための対策として 次の3つが挙げてあります

1つの習慣に絞る 同時に
いくつも並行してやらない
ダイエットなら 運動 だけ 食事制限は 後回し
1つの行動に絞り込む 行動を複雑にしない電車の中でリスニングと決めたら まずはこれだけ
結果にこだわりすぎず 行動に集中ダイエット 体重がすぐに減らなくでも つづける

であるなら 反発期 不安定期 倦怠期 を同時に考えるのではなく とにかく始めて 反発期を乗り越えることが良いと考えます

本書では chapter3で 12の継続スイッチがあなたを挫折から救うとして アメ玉系スイッチ と ムチ系スイッチに分けて スイッチの種類が列挙しています 例えば アメ玉系スイッチとしては ご褒美で目先の困難を乗り越える ムチ系スイッチとしては 他人との約束などにより やるしかない状況に追い込む 等です

4 さあ はじめましょう

新型コロナウィルス感染者の増加がとまりません 東京都は今週末不要不急の外出自粛を求めています 現状不安です しかし やるべきことはやっておかなければと 腹に力をこめて進んでいくほかないのではないかと考えます 

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