8分でわかるビジネス書『レバレッジ勉強法』 年収UPしたければ 働くより勉強せよ

  • 1 始めに 私 思うんです
  • 2 勉強には3種類
  • 3 何を勉強するかを決める
  • 4 勉強できる「仕組み」つくり
  • 5 スケジューリング
  • 6 自分に合う勉強法は どの勉強法を取り入れるか

1 はじめに  私 思うんです 本田直之さんと言えば ロン毛 サーファー ハワイというキーワードが思いつく ご自身の好きなことをすべて実現し 笑顔にHappyが表れている 経歴を拝見すると外資系企業を経て素晴らしい実績を積んである 現在はレバレッジコンサルティング株式会社代表取締役兼社長CEOということ 今回ご紹介する著書には レバレッジ が冠してある 『レバレッジ勉強法』です レバレッジとは てこ の意味で 経済用語のようです 例えば FX取引で 自分の投資資金以上の取引ができます 著者は このレバレッジを利用して勉強において最大の効果を出そうというものである

レバレッジ勉強法 仕事に役立ち 継続的にリターンをえる 本田 直之 著

2 勉強には3種類

試験 資格取得合格により次のステップに進める 行政書士試験 司法書士試験 等
知識 ノウハウ自己成長やキャリアアップのために役立つ 金融知識 英会話 IT 等
情報絶えずキャッチすることで仕事や生活に役立つもの

『年収UPしたければ 働くより勉強せよ』という そこで 上記の3種類のうち すでに現在進行形の勉強があれば それに他の勉強を追加して年収UPを図るのだ 年収UPであるから 『確実にリターンがある勉強に投資しなければならない』 ここでレバレッジを効かせることで 目的地 に最短でたどり着くことができるのである

3 何を勉強するかを決める

勉強は投資であるので しっかりとリターンを考えて選ぶが 「現状の自分」と「目的達成後の自分」のギャップを明確にすることで目的がファーカスできる そして目的が決まったら 分散投資せずに一局集中で勉強する 勉強を絞り込むための次の7つのポイントが示してある 著者が示す7つのポイントを左に記した 右の欄に 現時点での考えを記入してみましょう

①どんな自分になりたいか
②自分の性格に合う勉強は?
例えば数字が嫌いなのに会計の
勉強を始めるのは苦痛かも
③継続的にリターンがとれるか
④勉強をするのは嫌だが
知らないともっと損をしないか
世の中のルールは 知らない人より
知っている人に有利に働く
⑤まだ人がやっていない
希少性があるか
⑥実情を知っているか
イメージと現実のギャップがある
ものを勉強すると無駄
⑦時流に合っているか

さて記入していただけましたが 49ページには『勉強のマトリックス』が示してあるので参考にしよう ☆彡著者が 薦めるのは 「語学」「金融」「IT」である

4 勉強できる「仕組み」をつくる

「仕組みをつくれ」とは 成功者の多くが言及することであるが 『成果をあげたければ「マニュアル人間」になれ』として ゼロから構築せず 先人の知恵を自分のノウハウにすることとしている 参考にするマニュアルとしては ①ビジネス書を読む ②資格試験合格を目指すのであれば 合格者からテキストの選び方等を聞いてみる ③スクールや通信教育を利用する このメリットは 合格のためのノウハウや情報が体系立てて蓄積されていること 独りで学ぶとくじけてしまう人にはペースメーカーとなる モチベーションが高くて 同じ目的をもつ人から刺激を受けることができるし 情報も得られる

5 スケジューリング

兎にも角にも スケジューリングは重要です これが難しい 著者は 毎日自分で作った時間割通りに生活しているという そして これは「小学生の時間割」を参考にしてスケジューリングを考えようといっている これは面白い 比較的簡単にスケジューリングできそうである 

勉強法時間の確保については 私もこれまでの生活に新たに勉強時間を加えると無理があるので断捨離をおこない 現在の生活をチェックして 無駄な時間を見つけ出してこの時間を勉強にあてるなどの工夫が必要と申し上げているが 著者も 勉強をはじめるとできるだけ多くの時間を確保したいと考えるが『勉強する習慣がないビジネスパーソンは「最初から勉強時間を多くしてはいけない』と言っている 次の式は役にたつ

24時間 - 勉強時間(これを真っ先に天引きする) - 固定費(睡眠 仕事) = 自由時間

さて 上記の式から勉強時間が確保できたら 勉強開始であるが ①過去問から解く これも多くの合格者が言及しているから 取り入れるべきだと考える ②レバレッジ記憶法としては 1冊の参考書を3巻繰り返す方法をすすめている 当ブログで 山口真由著の『7回読み合格法』を紹介したが 3回と7回と回数は異なるものの やはり回数を重ねることで記憶の定着が図れることは間違いない ③完璧を目指さない「やるべきこと」は無限にあるが それを全部やろうとしても 忙しいビジネスパーソンには不可能なことであるから どうしても覚えられないものは 捨てる としている 

6 自分に合った勉強法は

さまざまな勉強法を書いた本がある しかしそれぞれの本は 著者が成功した方法である 年齢 性別 性格などが異なる人が書いた勉強法が そのまま自分の勉強法には当てはまらない ですから これは取り入れよう と思ったものをピックアップして 続けてみる そして それがしっくりいけば そのまま継続する 本田直之氏でさえ『20年余りかけて構築したのが レバレッジ勉強法  である』と書いている とにかく自分の勉強法をカスタマイズすることが大切であると思う 

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